グローカルな視点を地域の力へ

9月2日、ひとづくり委員会による「グローカルリーダー育成事業」を実施しました。
今回の事業では、「Think Globally, Act Locally(地球規模で考え、地域で行動する)」という考え方を軸に、これからの島原半島を担うリーダーに求められる視点や行動について学びました。

世界を見つめ、地域から行動する
「グローカル」とは、「グローバル」と「ローカル」を組み合わせた言葉です。
世界や社会全体の動きに目を向け、広い視野で物事を考え、一方、自分たちが暮らし、活動する地域の現状や課題、そこにある価値を見つめることです。
また、グローカルリーダーとは、世界的な視野や共通の価値基準を持ちながら、地域に根差して行動する人材です。
こうした世界的な視点を持つことで、島原半島が抱える課題についても、これまでとは異なる角度から捉え直すことができます。

地域の課題を、地域だけの問題にしない
講話では、海洋ごみなどの環境問題を例に、地域で起きている出来事であっても、その原因や影響は国境を越えてつながっていることが紹介されました。
地域の課題を地域の中だけで考えるのではなく、日本や世界の動き、他地域の事例、新しい価値観に目を向ける。そのうえで、地域の実情に合った方法へ置き換え、行動につなげていくことが重要だと学びました。

「自分の事業×グローカル」を考える

事業の後半では、会員同士が1対1となり、それぞれの仕事や事業とグローカルな視点を掛け合わせる対話形式のワークを行いました。
まず、自分の事業が地域において果たしている役割や、現在抱えている課題、将来の可能性を整理しました。そのうえで、世界や社会の変化、新しい価値観、他地域の取り組みなどを踏まえ、自分の事業をどのように発展させられるかについて意見を交わしました。

さらに発展的なワークとして、対話相手の事業と自分の事業を掛け合わせ、そこへグローカルな視点を取り入れることで、どのような新しい価値や取り組みを生み出せるかを考えました。

異なる業種や経験を持つ会員同士が対話することで、一人では思いつかなかった発想や、それぞれの強みを生かした連携の可能性が生まれました。自分の事業を見つめ直すだけでなく、他者の事業を知り、互いの強みを掛け合わせることの大切さを実感する機会となりました。

学びを、島原半島での行動へ
今回の事業を通して、グローカルリーダーとは、単に世界を知っている人ではなく、広い視野から地域の課題と可能性を捉え、周囲と協力しながら具体的な行動へつなげられる人であることを学びました。
島原青年会議所は、これからも世界的な視野と地域への深い愛着を持ち、島原半島の未来を切り拓くグローカルリーダーの育成に取り組んでまいります。