【第18回 いのりの灯】

令和6年6月3日、雲仙普賢岳災害記念館で「いのりの灯」が開催されました。
雲仙普賢岳大火砕流から33年。
火山に対するあり方を多くの人が考え続けてきました。

「いのりの灯」は、平成3年6月3日の大火砕流による惨事をきっかけとして、半島内の小・中学生が手作りのキャンドルに命の尊さや平和への願いを込めたメッセージや絵を書き入れて灯すことで、火砕流で亡くなった方々を慰霊するために毎年開催している行事です。

未来を担っていく子どもたちへの噴火災害の伝承と自分たちの住む地域を防災面を見つめ、自然災害はいつどこで起こりうるか分からないからこそ、災害の教訓を伝えていくために「いのりの灯」が開催されています。